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<堀江渓愚の実戦テンカラ毛バリ/TYPE1・TYPE2>
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たとえばエサ釣りの場合、川虫、ブドウ虫、イクラ、ミミズといった
多種類のエサを、季節、水況、場荒れの度合などなど、その時々
の条件によって上手く使い分けてきた。こうした適材適所は古くか
らの常識であって、それを無視してはまず「いい釣り」ができない。
毛バリの適材適所という考え方も右に同じくであって、ことに釣り
人の大幅な増加による場荒れが目立つ昨今、これを抜きにした
テンカラはもう考えられない。したがって毛バリの適材適所とは、
釣り場の質的変化に対する唯一有効なテクニックでもあるのだ。
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適材適所の基本 ― 5種類の毛バリをどう使い分けるか
<堀江渓愚の実戦テンカラ毛バリ/TYPE1>
(写真をクリックすると、別ウインドウに拡大写真が表示されます。)
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1)緑胴・沈み花笠
緑の胴はトビケラのサナギを意識したカラー。沈めて竿先を上下させながら流すとハックルがはばたき、その動きがいたく魚を惹きつける。2月の早期から終期まで、シーズン全般に通用する伝承タイプの毛バリ。
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2)緑胴・逆さ花笠
緑の胴は、やはりトビケラのサナギを模したカラー。1)と同じハックルを
はばたかせて魚を誘うが、アイ側に思い切ってハックルを寝かせてある
ので、竿先を引き上げたときの開き具合が大きく、魚へのアピール度が
極めて高い。安定した効果が望める実績の高い伝承タイプの毛バリ。
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3)孔雀胴・逆さ花笠
2)のブラックカラーバージョン。白泡の中や底石が白い流れの中で見やすい。イワナには特に効果的な伝承タイプの毛バリ。
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4)茶胴・蜉蝣(カゲロウ)
カゲロウの亜成虫を模したこの毛バリは、水が温む盛期の日中や夏期の夕暮れ時(夕マヅメ)には特に有効。浮力剤を塗り、水面に浮かべて自然に流す。水面を割って飛び出す渓魚を掛けるスリリングな一瞬は、毛バリ釣りならではの醍醐味。魚が水面のエサを補食するライズを見かけたら、迷わずこのタイプで。
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5)孔雀胴・トビケラ
渓魚の重要なエサとなるトビケラの成虫を模した毛バリで、盛期のテンカラには欠かせない1本。本来は浮かべて流すドライタイプだが、沈めての誘いも効果的。ボリュームのある白いウイングは、朝夕の薄暗い時間帯でも見やすく、魚へのアピール度も極めて高い。孔雀胴のキラメキにも誘引効果がある。
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